2011年11月7日月曜日

横浜トリエンナーレ

横浜トリエンナーレを2日間かけて観てきた。

3.11を経ての開催で、アーティストも思うところがあったのだろう。作品を選別しなおしたらしい。
ある美術サイトのブログでは、このタイミングで現実から目を背けた展示という内容で批評されていたが、主催者の意図がどうだったのかはわからないけれど、とても瞑想的で人間が本当に大切にしなければならないものを伝えようとしている展示会だったと思う。


----個人的に感じるものがあった作品の備忘録----

James Lee BYARS (ジェイムス・リー・バイヤース) / Five Points Make A Man

瞑想的。暗闇の中の光。美しい。


Christian MARCLAY (クリスチャン・マークレー) / The Clock

世界中の人の誰もが脱落することなく同じ時間を生きている。
人は孤独だが関係性を持って存在している。
他人への思いやりや優しさ、繋がりなどについて。

すごい作品。ずっと観ていられる。


Mircea CANTOR (ミルチャ・カントル) / Tracking Happiness

先人たちが残した足跡を消してそこをまた踏みしめるということ。

「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」ビスマルク

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