2014年5月3日土曜日

Performance in India

現在インドに滞在中です。
Japan Foundation New Delhi(国際交流基金)から招待を受け2日間仕事をし、その前後で旅をしています。

今回はそのパフォーマンスについて書こうと思います。
Japan Foundation New Delhiの会場で4月22日にコンテンポラリーダンサーの即興と音楽とでのパフォーマンスをおこないました。
ダンスがメインのイベントですが、ダンスと音楽は切っても切れない関係性があるため、制作だけにとどまらず現地同行し、特に今回は即興要素が強いためリアルタイムでのオペレートもすることとなりました。


インド発祥の瞑想法であるVipassanaの体験を基に、音楽のテーマをMeditationに据えトラック制作をおこないました。
ダンスと対峙し、音を出しながら自身でも静かなパフォーマンスを交えての公演です。

インドの方々の反応は上々でした。
インド人はクラシックコンサートでも平気で携帯を鳴らすし、外にも出て行くような文化を持っているらしいのですが、パフォーマンス中は携帯が鳴ることもなく喋る人も会場の外に出る人もおらず、音の波が収まるたびに観客が一息つくほどの緊張感の高い時間でした。

パフォーマンス後のQ&Aでも多くの方から質問や感想をいただきました。感想をただただ伝えたいだけという方も多く、こういったことは演る側としては嬉しい限りです。
サウンドへの反応のみならず、現地のアーティストや瞑想をおこなっているように見える歳を重ねた方から、サウンドの奥に込めたテーマ性について質問を受けたり感想をいただきました。

このような日本と海外の反応の違い、ものの見方の違いなどを知ることができたことは帰国後の活動に大きな変化をもたらすことと思います。

 



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